2010年12月14日
雨漏りは住宅の天敵

長年にわたる雨漏りは住宅の天敵です。
雨漏りによる湿気が住宅の構造部材を腐らせ白蟻の発生原因となります。
台風の様な大雨と強風の時以外ははっきりしない雨漏りも少しずつ腐朽菌によって痛んでくるのです。
この場合、補修工事となるとまず外壁を剥がすか内壁の石膏ボードを剥がして確認しますが、費用も掛る大工事です。建築会社もその場その場で様子を見ましょうという言葉が出てきますが、本当の理由は費用の問題があるからなのです。
そしてほとんどの場合、壁を開けてみると腐朽菌や白蟻に食害されている場合が多いのが現状です。
時間を掛ければかけるほどリスク高くなるため最短で雨漏り個所を発見しなければなりません
とりあえず雨漏り個所を見つけ工事の方向を決めるためには写真の様な工業用内視鏡が役に立ちます。
鉛筆ほどの穴を開けてコードを射し込み雨漏りの原因個所を探ります。
白蟻に食害されていた場合は通常の白蟻薬剤(有機リン系農薬)では効果が5年から10年ほどしか持たないため無期系のAK-1を御使用ください
しっかりと雨漏り個所を補修すれば半永久的に薬を施工する必要がありませんし人体にも無害です。
住宅の柱材は一度建ててしまうと破壊しなければ二度と補修する事が出来ない大切な部分です。
できれば建てるときにAK-1を施工する事をお勧めいたします。
工業用内視鏡スーパースコープ 2mタイプ価格:¥52,290
2010年10月17日
スーパースコープの災害利用

静岡県地震防災センターにて10月30日より防災用品の展示が始まります。
今回は、住宅の漏水や配管の詰り等を発見できる工業用内視鏡スーパースコープを展示する事になりました。もちろん漏水個所の調査などで現在実力を発揮していますが、地震により建物が倒壊した場合、救助車両は、台数に限りがあるため順番待ちとなります。
要救助者が家屋の下敷きになっていて体を圧迫していれば時間が重要なポイントです。
大きな柱や壁を動かしながら要救助者を探すことは二次災害の可能性もあって誰でも簡単に行える作業ではありません
阪神淡路大震災のときは地震の後すぐに火災が起きました。やはり救助を急がねばならないのです。
その様な事態には、2mの長さがあるスーパースコープをつり竿に撒き付け後、壁の隙間から又は壁にドリルで穴をあけてスーパースコープを射し込み要救助者を捜すことができるのです。
この様な作業であればスーパースコープを使う事で誰にでも大切な家族を捜す事ができるのです。
スコープ先端にLEDがスポット照明になっているため真っ暗な空間や夜の作業も可能です。
自治体や建築屋さんがこれを持っていれば救助車両を待つまでに要救助者を捜すという事が可能なのです。
この工業用内視鏡は電源の必要はありませんLED照明に使用する単三アルカリ電池3本だけあれば使用できます。LED使用時間は連続で150時間の使用が可能です。
救助用内視鏡の設置台数は、消防車に約1台と聞きました。救助用内視鏡に比較すれば性能は落ちますが極端な低価格を実現しているため是非、自治体で使用して頂きたいと思います。
価格は工業用内視鏡では破格の税込み52,290円
2008年12月07日
静岡県地震防災センター展示に採用決定


静岡県地震防災センターの来年1月からの展示に正式に採用されました。
工業用内視鏡が必要な理由は新型インフルエンザのワクチンと同じです。
今ここにあるだけでは何の役にもたたないものですが阪神淡路大震災のようにいざ災害となったときに100%以上の
力を発揮します。道路が寸断されて倒壊した家屋が並ぶ中、次に起こるものは火災です。
その前に家屋の中から怪我人を救出しなければなりません
一軒一軒の倒壊した建物から重い瓦礫を取り除くには大変な時間がかかります
そのときに威力を発揮するのが工業用内視鏡なのです。
もちろんそのときは市民である私たち一人一人が助け合わねば救出できません
いっせいに起きた災害に対処できる救援部隊には限りがあるからです。
2008年12月04日
東南海地震に備えて


次回、地震防災センターに展示していただきたいものとして
工業用内視鏡を利用し瓦礫の下のけが人を探索するための提案を
発泡スチロールにペンキを塗り瓦礫に見立てて造りました。
プレゼンが成功すると来年の1月より地震防災センターで展示されます。
この工業用内視鏡は先端にファイバースコープと暗闇でも使用できる
LED照明がセットされています。
2008年01月06日
こんなときに役立ちます

昨年、リフォームを行った住宅の浴室部分
白蟻処理業者に最初調査をしてもらいましたが、問題ありませんの答えでした。
ユニットバスに変える工事をするために壁をはずしたところ白蟻に主要な構造材が食べられていました。
ただ床下の調査だけでは完璧とはいえません
このような見えない部分を一部ドリル等で小さな穴を開けて調査すれば分かる事もあります。
白蟻処理業者に最初調査をしてもらいましたが、問題ありませんの答えでした。
ユニットバスに変える工事をするために壁をはずしたところ白蟻に主要な構造材が食べられていました。
ただ床下の調査だけでは完璧とはいえません
このような見えない部分を一部ドリル等で小さな穴を開けて調査すれば分かる事もあります。

2008年01月06日
工業用内視鏡で撮った縁の下

工業用内視鏡は内視鏡の線が2本重なっていて1本はLED照明用もう1本は内視鏡レンズ用
内視鏡のLED照明のみで縁の下を撮影しました。
デジタルカメラを取り付けて撮影しましたが目視で見るとより鮮明に見えます。
工業用内視鏡は90度近く曲げる事が出来るため地震での緊急時は竹の棒などにテープで止めて先端部分を約20cm出して90度に曲げて垂直に落としていくことで見えない範囲の物体を見ることが出来ます。

2008年01月05日
1月17日は阪神淡路大震災の日


1月17日に阪神淡路大震災 13年を迎えます。
1995年(平成7年)1月17日午前5時46分52秒 TVを通して見た、あの大地震の記憶がまざまざとよみがえってきます。
何時、起こってもおかしくない東海大地震
いっせいに起こる火災と強度不足で倒壊した家屋からの救助
レスキュー隊を待っているだけでなくみんなの助けが必要となります。
そんな手助けのヒントになる道具などが静岡県地震防災センターには展示されています。
(有)環境マテリアル静岡では、次回公募予定の倒壊した建物の中を探索できるLED照明の付いた工業用内視鏡(2m)を常に1台ストックしています。清水地区では他に立花建設さん(宮下町)が1台ストックされています。我々、建設に関係する仕事の道具(発電機・ポンプ等)が災害時に役立ちます。是非一度地震防災センターをごらんになり地域の緊急用の道具として自治体に登録していただきたいと思います。
工業用内視鏡は建物壁内の耐震診断や白蟻の有無を調査する事だけではなく緊急時のレスキューの道具としても役に立ちます。
東海大震災が起こった場合、静岡県では各地域ごとの災害予想をしています。
建物の倒壊が大破と出ている場合は倒壊による圧死の危険性のある建物の件数です。
御自分が住んでいる地域の災害予想を確認してみてください。
http://www.e-quakes.pref.shizuoka.jp/data/pref/higai/data/chubu/204index.html